僕が今月カナダで始めた新しい生活は、冒険と興奮に満ちたものであり、予測不能でスリリングなものでもあり ました。
9月の最初の週は、学校が始まる前の1週間の休みから始まりました。この期間中、僕は自分の部屋を整理したり、新しい友達と過ごしたり、ずっとやりたかったことを終わらせました。本を読んだり、家族に電話をしたり、少しでも先に進むために勉強したりしました。
ほとんど寮で過ごした1週間が終わり、ストラスモア高校での新しい学校生活が始まる準備をしました。そして9月9日、あのアイコニックの「黄色いスクールバス」に乗り、少し緊張しながらも、新しい変化とチャレンジに対する準備が整った気持ちで学校に向かいました。
この日は、まずカウンセラーと1対1で話し合い、授業の選択や今後の目標について話し、学校についてもっと知る時間がありました。僕は、前期にアボリジナルスタディーズ、英語、数学、体育・フィットネスを選択し、後期には社会、科学、フランス語、インダストリアルデザイン、マネジメント&マーケティングを選びました。カウンセラーはまた、学校で使用されるアプリ「PowerSchool」を紹介しました。これは、成績、スケジュール、授業を一つに記録する便利なアプリで、教師たちも気に入ってます。
その後、学校での最初の授業、「Math 10C」に向かいました。これは、学校で最もハイレベルの数学クラス(Math Honorsを除く)で、僕と友達3人が同じクラスにいました。地元の人たちとはまだ知り合いではなかったので、安心しました。授業は予想通り簡単で、日本でやってきたことの難しさを改めて感じました。先生は私たち生徒の年代を理解し、授業を非常にリラックスした雰囲気で進め、質問や会話に対して非常にオープンな人でした。
次は英語10-1の授業で、これも学校で最もハイレベルな英語クラス(English Honorsを除く)です。ここでは、寮で知り合った2人の友達が同じクラスにいました。英語の授業は、僕が日本の公立高校で受けてきた授業と比べて、はるかに挑戦的で、考える力や時間を必要としましたが、比較的楽でした。もっと複雑で難しい単語や内容を予想してましたが、今のところ追いついて行けそうな感じです。エッセイや読解問題、物語の読解、グループワークなどたくさんありました。このクラスは、高得点を目指す場合、最も大変で疲れる授業として知られています。その理由は、難しさや理解の難しさではなく、課題の量と進行速度にあります。授業の先生は、僕の数学の先生と似ていて、クールでフレンドリーな雰囲気の人でした。
次の授業はダブルブロックの体育の授業でした。3時限目は昼休みを挟むため、体育が2時間連続で行われました。体育館は校舎の中にあり、アメリカの高校映画に出てくるようなジムそのものでした。明るい色の壁に、「Go Strathmore Spartans」という応援のメッセージやバナーが飾られていました。1階が体育館で、2階にはトレーニングセンターがあります。授業では、バドミントンやバレーボール、サッカー、ハンドボールなど、様々なスポーツを行いました。僕が受けているクラスの中で、一番自然に現地の人と友達になれました。ペアを組んだり、互いに競い合ったり、常に人と交流しているからです。
最後はアボリジナル(先住民)学習の授業でした。この授業は必修ではなく、よりリラックスした雰囲気の授業でした:) このクラスの先生は、僕の英語の先生であり、いつも前向きで積極的な素晴らしい先生です。僕はカナダの歴史や文化、生活様式についてもっと知りたいと思い、この授業を選びました。ドキュメンタリーなどの動画を見て授業を進めてます。
ここでの生活を始めてから1ヶ月が経ち、新しい学校環境に驚くほど早く慣れて、たくさんの友達や先生との絆を築き、楽しんでいます。この間に、自分自身が変わったと感じたことがいくつかあります。友達とバスケットボールやバレーボールを楽しむようになったこと、新しい言葉やフレーズを理解して使えるようになったこと、授業の進行方法に慣れたこと、そしてたくさんのガムを噛むようになったことです。リストに書ききれないほどの変化があり、これからもっと変わっていくことは確信しています。学校のカフェテリアで提供されるランチも楽しんでいます。ピザ、チキンフィンガー、サンドイッチ、フライドポテト、サラダなど、様々な食事があります。
カナダでは、寮でも素晴らしい体験がたくさんあります。その中でも一番驚いたのは、リスに出会ったことです🐿️。彼らは寮の裏庭にある遊び場やバスケットボールのゴールの周辺に住んでおり、地下に巣を作っています。地下に住んでいて、時々顔を出して芝生の上を走り回っています。日本には公共の場に野生のリスがいないため、これは現実的ではないように感じますし、映画とかで見たものよりずっとかわいらしいです。
最近楽しんでいるもう一つのことは、ティム・ホートンズ(カナダのコーヒーとドーナツのチェーン店)やスターバックスに行くことです。日本にはない飲み物や、季節限定のドリンクを飲んだりしてます。ティム・ホートンズは安くておいしいドリンクやドーナツを提供していて、5回以上通ったことで、ある小さな裏技を学びました。それは、店員に笑顔で元気に挨拶し、夜9時以降に飲み物とドーナツを注文すると、無料でドーナツがもらえるというものです(これは確実ではありません)。スターバックスも同様で、笑顔で挨拶し、店内でしばらく飲食すると、新メニューのフードやドリンクを無料で提供してくれることがあります。これはマーケティング手法の一つかもしれませんが、日本の店舗で受けるサービスとは違った印象を受けました。
カナダは一年中自然の美しさで有名で、山や川などが多くあります。ここでの夕焼けは日本とは違った美しさがあり、アルバータ州が平原地帯に位置しているため、山がなく、毎日の夕焼けはまるで海岸沿いで見るようなものです。地平線に直接沈む太陽の光景は、まるでアートのようです。また、すでに一度、近くの大きな池の上に広がる美しいオーロラを目撃しました。突然現れたように感じられ、その大きさと美しさに驚きました。
寮では生徒たちがカナダを満喫できるように、毎月旅行を企画しています。9月20日にはバンフに行き、インターネットで見たアイコニックな景色を直接見ることができました。カナダには、岩のような山々や背の高いとがった木々、広大な土地が広がっていて、自然の美しさが国によって変わることを実感しました。
翌日には、「クロスアイアンミルズ」と呼ばれるカルガリーのショッピングモールに行きました。そこで、私たちは冬に必要な大きなジャケットや雪用のギアなどを買い揃えるための時間を過ごしました。モールの店舗は他の店舗と同様でしたが、ストラスモアを離れ、一日中カルガリー付近を歩き回るのは楽しかったです。9月28日には、地域の文化祭が開催されました。この祭りでは、多くの国から人々が集まり、伝統的なダンスのパフォーマンスや音楽、文化を楽しむことができました。それらを観ることができ、カナダでのお祭りの雰囲気を味わうことができました。食べ物や飲み物のブース、土産物のブースなどもありました。