10月はとても充実した月で、生活に慣れて友達もできたので、本当に楽しかったです。気温も寒くなってきて、10月21日には今シーズン初雪が降りました。3日間溶けずに積もったままで、寮の仲間たちと一緒に校庭で初めての雪合戦を楽しんだり、カナダの雪景色や寒い冬の季節がどんなものかを実際に体験できました。周りの自然や道路、歩道、ショッピングエリアが雪に覆われていて、新しく綺麗な光景でした。長野の冬を思い出して、懐かしくなりました。ただ、1月や2月には-40℃にもなるストラスモアの冬がやってくると思うと、楽しみでいられないです。
10月3日には、カナダ全土で「テリー・フォックス・ラン」というイベントが行われました。これは、テリー・フォックスがカナダの東海岸から西海岸まで走って、がんとその治療についての認識を広め、がん研究のための資金を集めた偉業を覚えるイベントです。僕たちは湖の周りを一周走って彼の行動を尊敬しました。また、学校でケーキオークションも開催され、そのでの収益がテリー・フォックス・ファウンデーションへの寄付としてがん研究に使われます。学校全体が体育館に集まり、オークションに参加しました。色鮮やかで可愛いケーキから大きくて目を引くケーキまで、色々な種類がありました。学生や先生たちはお金をかけて競り合い、50ドルから最大で370ドルまで競り上がるものもありました。本物のオークションの雰囲気を体験できて、とても面白かったです。
翌日には、ストラスモア高校で大規模なバレーボール大会が開催され、アルバータ州から10校以上の高校が集まって試合をしました。大会は一日中続き、多くの生徒や友人、保護者が学校のチームを応援に来ました。興味がある生徒は授業時間中に観戦でき、僕もチームがどのように練習し、協力してプレーしているかを見ることができました。この経験がきっかけで、僕もバレーボール部に参加して練習したいという気持ちが湧いてきました。
数日後、10月7日に、カナダの空にまたオーロラが現れました。前回よりも広がりも色も鮮やかで、本当に感動的でした。オーロラが実際に早いスピードで動いていることに気付き、みんなでその動きをタイムラプス動画に収めました。
10月11日には、多くの寮生がカルガリーへの無料の旅行に参加しました。今回はダウンタウンの近くにあるチヌークモールに行き、冬用のアイテムを購入しました。前回行ったクロスアイロンミルズほど大きくはなかったけれど、いろんなお店があって十分に楽しめました。友達と一緒に日本食を食べ、日本食が少し恋しくなりました。
ハロウィンが近づいてきたので、寮でパンプキンカービングが開催されました。友達とペアを組んで、インターネットで見つけた舌を出した顔のデザインをカボチャに彫りました。最終的にマイク・ワゾウスキを彫ったチームが優勝しましたが、とても楽しくて、いい体験でした。
10月22日には、留学生のためにカナダを体験し旅するイベントがあり、今回は授業中にカルガリーにある「アクティベート」というとこに行きました。友達と一緒にレーザーゲームやタイル、シューティング、バスケットボールなど、たくさんのゲームを楽しみました。チームを組んでポイントを集め、最後には「アクティベート」のロゴ入り水筒をゲットしました。ゲームはどれも違っていて、勝つための方法を考えるのが大変でした。
さらに、カルガリーで行われる「スクリームフェス」にも寮の旅で行きました。ホラーハウスや怖い乗り物があるハロウィンイベントです。すべてのホラーハウスと乗り物に挑戦し、何度も怖がらされましたが、特に高いところからカルガリーを一望できるコースターが一番でした。
ハロウィン当日は、みんなで仮装をしてメイクをして、近所でトリックオアトリートをしました。玄関のライトがついている家は、まだお菓子を配っているサインで、「トリックオアトリート」や「ハッピーハロウィン」と言えば、家の人がたくさんお菓子をくれて、次の家へと進みました。1時間半くらい回って、寒さに耐えながらも、いっぱいお菓子をもらいました。
今月から高校の課外活動の参加し始めました。カフェテリアでの仕事と生徒会に入りました。カフェテリアの仕事は、緊張していたけど思っていたより簡単で、料理を盛り付けたり、皿を準備したり、オーダーを受けて支払いを進めたりしています。このような経験を大人になる前からできて良い体験だし、お給料ももらえるので嬉しいです。生徒会では、学校行事の企画や準備を手伝ったり、考えたりしてます。ハロウィンシーズンの準備の時期に参加し、フェイスペイントブースの準備や、ペイント道具やブラシなどの用意をしました。この二つの活動は生徒プロフィールにも書けるので、将来大学に出願するときに役立つと思います。