11月は比較的リラックスした月で、気温が下がるのに慣れる時期でした。涼しい秋から、カナダの寒くて厳しい長い冬に移る時期でもありました。天気は突然変わったように感じました。11月18日からその後の3日間は雪が一日中降り続き、約30cm積もりました。それ以降の気温はずっと寒く、日中は-15度、夜は-20度前後を行き来してました。ストラスモアの景色も変わりました。明るい色の葉と青い空から、白い地面と灰色の空に変わりました。雪は地面に積もり続け、気温が0度以上に上がることはありませんでした。寮の近くの湖は凍り、厚い氷の上を歩けました。

11月4日には体育の面白い課題をしました。それは、CPRの説明しながらビデオを作るものでした。CPRについてのビデオや資料を見て、実際にはどのように行うかを学びました。その結果、100点を取ることができ、次の日に体育の授業を84点で終えました。

11月11日は、カナダで戦争で亡くなった人を追悼する日「レメンブランスデー」でした。カナダでは、この日は国の祝日で、戦争が終わったことを記念し、記念式典に参加したり、赤いポピーをつけて黙祷を捧げたりします。学校では11月6日にレメンブランスデーの式典が行われ、生徒全員が劇場で参加しました。音楽バンドが演奏し、1分間の黙祷があり、関係者からの言葉がありました。

11月7日はカナダの「フリースラーピーデー」でした。スラーピーは、7/11で売られている人気の冷たい飲み物です。この日、7/11では無料でスラーピーを配っていました。友達と一緒に行き、日本のコンビニでもこのようなイベントを始めるべきだと思いました。

11月16日にはカルガリーのクリスマスマーケットに行きました。そこには農場や馬、木造の建物、そして大きなクリスマスツリーがたくさんありました。夜になるとクリスマスツリーがライトアップされ、とても綺麗に見えました。店に中には洋服や冬アイテム、ギフト、食べ物や飲み物がたくさんありました。すべての店を回り、クリスマスの雰囲気を楽しみました。

11月28日、私は3人の友達と一緒にストラスモア高校で開催されるバスケットボールトーナメントの得点係としてサインアップしました。1試合ごとに10ドルもらい、シーズン中に何回も試合が行われます。先生はとても優しく、得点係の方法や注意点を教えてくれました。私はこれに興味を持ったのは、収入を得る良い方法だと思ったからと、大学に出願する時に、課外活動を強化するためにも良いと考えたからです。

11月29日には、寮内でバスケットボールトーナメントが行われ、寮で一番のチームを決める勝負になりました。寮1,2,3チームにはバスケの経験があるプレイヤーが多く、高校のバスケチームに入っている人もいました。寮4チームは、今年からバスケを始めた人や優れたプレイヤーが揃っていました。試合は接戦となり、寮1,2,3チームが勝利しました。

最近、カナダでの人気スポーツであるバレーボールに興味を持ち始めました。バレーボールはチームスポーツで、楽しくプレイできます。毎週末、私はストラスモア東部にあるジョージ・フリーマン・スクールの体育館で友達と一緒にバレーボールを練習しています。友達はみんなバレーボールがうまく、私の個人コーチのようです！

クリスマスの雰囲気がこの時期、だんだん大きく、強くなってきました。11月1日、ハロウィンの翌日から、家や街中はクリスマスの飾り付けがされ、レストランや店ではクリスマス商品が売られ、店では飾り物が並び始めました。ウォルマートやカナディアンタイヤの大きな店では、クリスマスの装飾が大量に並べられた大きなコーナーができました。

カナダに来て3ヶ月目を迎え、学校で過ごす時間が多いため、学業や大学、未来について考えるようになりました。友達とその計画について話し、先生に質問して答えを探し、インターネットで応募方法や成績について調べています。

今学期、私は数学10C、英語10-1、アボリジニ研究、体育、フィットネスの5科目を取っています。現在の成績平均点は88点で、順調なスタートです。来学期は、社会10-2、化学10、マーケティング＆マネジメント、フランス語、工業デザインを取ります。

10年生の時点で成績を維持するために毎日努力していますが、大半の大学では、特に名門校などでは、10年生の成績を重視していません。そのため、11年生と12年生の成績が大事になってきます。10年生は、高校生活に慣れるための期間としてあるみたいなものです。中学と高校の学校には大きな違いがあるためです。

アルバータ州にはいくつかの大学があり、寮の留学生たちが目指す大学もいくつかあります。アルバータ大学とカルガリー大学は、多くの地元や留学生が選ぶ人気の大学で、学校の先生たちも卒業生におすすめしています。アルバータ大学は世界で111位、カナダで4位にランクされており、非常に名門です。カルガリー大学は世界で242位、カナダで9位です。どちらの大学も、多くの学部を持ち、市内外に広いキャンパスがあります。

私自身は、ブリティッシュコロンビア大学（UBC）とトロント大学（U of T）に興味があります。どちらもカナダのトップ大学で、UBCは世界で34位・カナダで2位、U of Tは世界で21位・カナダで１位である大学です。どちらも競争が激しく、評判の良い大学です。ストラスモア高校からUBCやU of Tに進学する卒業生はあまり多くありませんが、毎年数人の寮生が進学しています。

大学に入学できるかどうかは、成績と課外活動の参加に大きく左右されます。UBCは85点以上で、課外活動も優れていれば現実的であり、U of Tは90点以上で完璧な課外活動参加が求められます。現在の成績は88点なので、UBCを目指すのが良いと思っています。

学校の成績システムは、生徒を様々なレベルのクラスに分けるものです。全ての主要科目ー英語、数学、社会、科学ーには、それぞれ異なる難易度の3つのレベルがあります。例えば、社会10の場合、社会10-2、社会10-1、社会オナーズの3つのレベルがあります。このクラスのレベルは、生徒の学力と関心、将来の進路に基づいています。成績が0-50点の場合は不合格となり、同じクラスを再び受けることになります（例：社会10-2をS1で取った場合、S2でも再び社会10-2）。50-64点は合格で、次の学年でも同じレベルのクラスが続きます（例：社会10-2から社会20-2）。65-90点は次のレベルのクラスに進みます（例：社会10-2から社会20-1）。90点以上なら、次の学年で最上級のクラスに進むことができます（例：社会10-2から社会20オナーズ）。0-50点は不合格、50-69点は十分、70-89点は高い、90点以上は優れた成績です。この情報の細かい部分は若干異なるかもしれません。

各科目には学期中に何度も試験があり、最終試験もあります。私の場合、数学10Cと英語10-1の最終試験が1月末に予定されています。