4月は、カナダの長い冬が終わり、ようやく暖かい春の訪れを感じられる季節でした。バドミントンのシーズンが本格化し、次の学年の準備も始まるなど、楽しいことが盛りだくさんの月でした。

今月は、複数の賞やコンテストに応募・参加しました。2月には、ウォータールー大学主催の「Cayley数学コンテスト」に学校で参加しました。このコンテストには、カナダ国内外から多くの学生が参加しています。結果や証明書はまだ届いていませんが、担当の先生からは、私の得点が108点で、平均点の91.4点を上回っており、学年で最高得点だったため、メダルの対象になると聞きました。このコンテストには来年も挑戦する予定です。

また、「ストラスモア市民賞」にも応募しました。これは、ストラスモアの10年生を対象とした賞で、3月下旬から4月末まで応募が受け付けられていました。応募者はGoogleフォームに記入し、学校生活や地域活動、学業成績などについて回答しました。結果は6月5日に学校の劇場で発表され、受賞者には500カナダドル、記念プレート、賞状、町のレクリエーション施設の利用パス、市長の署名入りの手紙などが授与されます。他にも年間を通じて応募可能な賞があり、私は大学の奨学金やプロフィールを充実させるため、応募できるものにはすべて挑戦したいと考えています。

4月5日には、「レスブリッジ招待2025ジュニアバドミントン大会」で賞を獲得しました。レスブリッジはストラスモアから南へ約2時間の都市で、私たちの学校のバドミントンチーム約50人で早朝に出発し、8時からの大会に参加しました。大会はジュニア、インターミディエイト、シニアの3つのカテゴリーに分かれ、さらに男子・女子のシングルス、ダブルス、混合ダブルスに分類されていました。私は友人と混合ダブルスに出場し、予選リーグで6チームすべてに勝利して準々決勝に進出しました。準々決勝にも勝利しましたが、準決勝で敗れ、3位決定戦で勝利して3位となりました。賞品としてバドミントングリップを受け取り、友人とともにこの大規模な大会でここまで来られたことに驚きと喜びを感じました。来年は郡大会、ゾーン大会、州大会にも一緒に出場することを約束しました。

4月10日には、バドミントンチームが郡大会（ゾーン大会の予選）に参加しました。この大会はストラスモア高校が主催し、他の3校を迎えて開催されました。郡大会では、各カテゴリーの上位2チームがゾーン大会への出場権を獲得します。私は友人と男子ダブルスに出場し、予選リーグで4チームと対戦しました。プレーオフでは1勝1敗で2位となり、ゾーン大会への出場権を得ました。

4月16日には、オールズでゾーン大会が開催されました。南中部アルバータの高校から、各カテゴリーの上位2チームが集まり、州大会への出場をかけて競いました。ジュニア男子ダブルスでは、8チームずつの2つのプールに分かれて予選が行われました。私たちはプールAで7チームと対戦し、6勝1敗で2位となりました。プレーオフではプールBの1位と対戦して0-2で敗れ、3位決定戦でもプールBの2位に0-2で敗れて4位となり、州大会への出場は叶いませんでした。惜しい試合が続き、疲労と悔しさが残りました。最終的に、ストラスモア高校からはシニア男子1名、インターミディエイト女子ダブルス1組、シニア女子ダブルス1組が5月2日と3日にレッドディアで開催された州大会に出場しました。

4月3日には、学校のダンスパーティー「スプリング・フリング」に参加しました。午後8時から11時まで開催され、廊下にはフォトブースが設置され、ジムではDJが音楽を流していました。私たちはジムで音楽に合わせて踊り、途中で飲み物を飲んだり、写真を撮ったり、外の空気を吸って休憩したりしました。先生方もスーツやドレスで参加し、生徒たちと一緒に踊ってくれました。とても楽しい夜で、来年も参加したいと思います。

4月12日には、ロッキー山脈にあるナキスカ・スキー場への日帰り旅行に参加しました。これは寮が主催した今シーズン最後のスキー旅行で、私はとても楽しみにしていました。今回はスキーを選び、友人たちとカナダの広大な山々を滑りました。最初にスキーとスノーボードの技術を確認するための短いレッスンがあり、私は最上級レベルに振り分けられ、主にシルバーコースを滑りました。自由時間には、友人たちと最も難易度の高いゴールドコースに挑戦しました。前回11月に訪れた際はその急斜面に恐怖を感じましたが、今回はそれほど怖くなく、むしろその急斜面を楽しむことができました。今では自信がつき、今後は主にゴールドコースを滑る予定です。

4月16日には、学校の校長先生からメールを受け取りました。今年度の第1学期の学業成績が優秀だったため、オナーロール証明書を授与されるとのことでした。前学期には、Math 10Cで97点、LA 10-1で80点を取得しました。私の学年には約300人の生徒がいますが、そのうち20〜30人がオナーロールを受け取ったそうです。

4月28日には、カナダの新しい首相を選出する選挙が行われました。この全国的な重要イベントを認識するため、学校では生徒と教師がカナダ政府のさまざまな議会を代表するストラスモアの代表者に投票する模擬選挙が実施されました。全校生徒が授業中に1人の候補者に投票し、投票のプロセスを体験しました。

4月23日から25日まで、寮で企画された2泊3日のバンフ旅行に参加しました。この旅行では、さまざまなアクティビティや観光地を訪れました。初日は、ロッキー山脈に位置する有名で美しいレイク・ルイーズへ行きました。アルバータ州とブリティッシュコロンビア州の境界近くにあるこの大きな湖は、前日に雪が降ったため、まだ凍っていて白く覆われていました。私は友人3人と一緒に、この広大な凍った湖を徒歩で横断することにしました。湖が非常に大きかったため、出発点に戻るのに1時間かかりました。氷のひび割れや凍った滝、湖の周囲に広がる美しい山々を見ることができ、息をのむような素晴らしい体験でした。その後、バンフの町に向かい、昼食をとりました。本格的な寿司を食べることができ、いくらやエビの天ぷら、さまざまな魚がありました。値段は高かったですが（いくらの寿司が1貫900円）、たくさん食べて満足しました。その後、ボウリングナイトがあり、ピザやソーダも楽しみました。その後はバンフで自由時間があり、町や店、レストランを散策しました。2日目の朝はバンフで自由時間があり、アイスクリームやチョコレート、長い間食べていなかった美味しい食べ物を楽しみました。昼食後、山中の大きな温泉に行きました。この温泉は一度に約200人が入れる規模で、展望エリアからの景色は美しかったです。バンフが位置する山脈と谷全体を見渡すことができました。夕食は「The Old Spaghetti Factory」というレストランでラザニアを食べました。翌日、ストラスモアへ戻る前の最後の自由時間には、皆で多くの買い物をしました。私は服やお土産、食べ物、飲み物を購入しました。ホテルに戻る前に、私と約10人の友人は人気の韓国料理店で夜食をとりました。ホテルでは、スモアや小さな温泉、ラウンジがあり、皆でリラックスして過ごしました。翌日、ホテルをチェックアウトし、最後の2つの目的地であるレイク・ミネワンカとキャンモアに向かいました。レイク・ミネワンカは山脈にあるもう一つの大きな凍った湖で、キャンモアはバンフよりも小さな町です。湖では1時間滞在し、その後町で昼食をとりました。キャンモアではラーメンを食べました。とても美味しく、日本の食べ物が恋しくなりました。昼食後、寮に戻り、これでバンフでの3日間の旅行は終了しました。自然やアクティビティを楽しみ、来年もまた行きたいと思います。

4月の第2週、学校では全校生徒が次の学年の授業選択手続きを行いました。1週間を通じて、プレゼンテーションやディスカッション、さまざまな計画を通じて、来年度に受講する授業を決定しました。月曜日には、全校の10年生が体育館に集まり、特定の20レベルのクラスに進むために必要な成績、高校の単位、将来の職業、大学の出願についてのプレゼンテーションがありました。火曜日には、教師がPowerSchoolウェブサイトを使って特定のコースに申し込む方法、選択時に考慮すべきこと、全生徒への個別の推薦について説明しました。水曜日からは、来年度のコースのリクエストを開始しました。11年生の授業を決定する際には、いくつかの要件とルールがありました。すべての11年生は空き時間を持つことができず、主要科目と副科目を履修し、卒業に必要な単位を取得しなければなりません。また、選択した授業に対して十分な成績が必要であり、希望する教師を選ぶことはできません。最終的に、私は以下の科目を選択しました：LA 20-1、Math 20-1 Honors、Chemistry 20 Honors、Physics 20、Social 20-2、Aboriginal Studies 20、CALM、Food Studies Advanced、French 20。最終的なクラスは6月にPowerSchoolで確認できる予定です。

5月9日から11日にかけて、ASLC（アルバータ州学生リーダーシップ会議）が開催されます。4月中はその準備が本格化していました。ASLCは、アルバータ州全域から数百人の学生が高校に集まり、社会的な活動に参加し、新しい友人と絆を築き、新しい環境でリーダーシップを発揮し、素晴らしい講演者の話を聞く大規模なイベントです。今年はストラスモア高校がこのイベントを主催しており、私は活動を支援し、関与するリーダーの一人として参加することにしました。過去3か月間、私と他の30人のリーダーは、毎週月曜日の放課後にASLCのトレーニングや会議に参加し、イベントの計画、アクティビティの考案、ポスターやバナーの作成、互いの絆を深め、スケジュールに慣れるための準備を行ってきました。私たちは皆、パートナーとペアを組み、3日間のスピリットリーダーグループを形成しました。これらのグループは20人で構成され、アクティビティの時間中にチームを組織し、楽しませ、良い時間を過ごせるようにします。アクティビティの時間中には、互いを知るための紹介ゲームや、シャレード、ダックダックグースなどの社会的なゲームを行います。その他の時間には、基調講演者の話を聞いたり、一緒に食事をしたりします。月曜日には最後のリハーサルが予定されています。