7月29日(月)からサマースクールが始まりました!2週間のサマースクール期間で外部生の参加延べ人数は280人を超えます。ISN生も県外や海外から参加する子どもたちと活動し刺激を受ける毎日であるとともに、ISNで活動するのは初めてで緊張している子どもたちをサポートしてくれています。楽しい2週間になりますように!
朝は皆でスカイルームに集まりMorning Meetingをします。
Team Building Activities
Morning Meetingの後はTeam Building Activitiesです。Day1はBuild me upというアクティビティで、竹を使って校庭の周りにShedを作りました。屋根がついていて、暑い夏の外での活動の合間に日陰で休憩することが出来ます。DIYで自分たちで考えて竹を組み合わせていき、最後にチームの色の旗を立てました。
Day2は、目隠しをしてチームリーダーを音とリズムを聞いて見つける、というゲームをしました。チーム内で音を作るための素材とリズムを選んで決めて、校庭で目隠しをして時間内にたくさんのチームメイトがリーダーの素へたどり着けたチームが勝ちます。音だけを頼りに、チームリダーをさがして歩く姿はなんだか皆可愛かったです。
Day3は、Fairy Houseを作りました。五常キャンパスの周りにある自然の素材を使って、小さなお家を作りました。窓や入口も作っていて、各チームとても可愛いFairy House が完成しました!
外での活動の合間には、水のシャワーでクールダウンをしたり、塩分チャージタブレットを食べてこまめに水分補給をして熱中症予防をしています。
Interest Club
Team Buildingの後は20分間の午前休があり、その後は興味ごとに選んだクラブ活動です。サマー期間中は以下の4つのクラブがあります。
Football Club with Thapelo
サッカーにとても熱心なタペーロ先生のクラブです。五常のグラウンドにサッカーゴールが登場しました。初心者も多いチームですが、楽しく、かつ本格的なトレーニングをしています。
Basketball Club with Sir Art
バスケットボールチームのコーチをしていた経験もあるアート先生のクラブです。こちらも本格的な練習をしています。先生の熱意に、子どもたちも負けじと食らいついています。まだ練習を初めて間もないですが、シュートをかっこよく決める子どもたち。これからに期待大です。
Badminton Club with Ms. Rosa
ローザ先生のバドミントンクラブです。ラケットを使うのは難しいですが、サーブから練習をして皆どんどん上達してきています!
Home Economics Club with Ms. Phoebe
家庭科クラブでは、調理と裁縫を主に活動します。1週目は調理を中心に活動しています。これまで、ゼリーとジャムを作りました。この時間は家庭科室からとてもいい匂いがします。ゼリーは給食後全校の皆にふるまいました。運動した後の冷たく美味しいデザートに皆大喜びでした。
SDGs Workshop (Week1)
給食の後は各学年ごとにSDGsについて学んでいます。
Grade1(Ms. Rosa):
SDGs Goal#6 Clean Water and Sanitation 安全な水とトイレを世界中に
持続可能な社会の為に、きれいな水や衛生環境を守ることの大切さについて学びます。
8月1日(木)には、アクアピア安曇野へのバストリップを予定しています。汚水が微生物によってきれいにされ、川へ戻されます。その過程で出てきたガスや微生物の排泄物、余分な微生物は最後に集められ発電に利用されたり、コンクリートを作るのに再利用されます。
Grade2 (Ms. Phoebe):
Introduction to SDGs―SDGsとは?
SDGsの基本について学んでいきます。
SDGsは何の略?という質問から始まり、皆で考えてみました。Snake Dance Group など面白い答えもたくさん出ましたが、最後にはSustainable Development Goalsという答えにたどり着きました。8月2日(金)には、SDGs未来都市に選定された安曇野市の市役所を訪れ、市がSDGsのためにどのような取り組みをしているか学びます。
Grade3 (Sir Art):
Goal#11 Sustainable Cities and Communities 住み続けられるまちづくりを
それぞれのまちでは、みんなそれぞれの役割があって社会が回っています。私たちが生活をがどのように守られているのか、学んでいきます。7月31日(水)には穂高クリーンセンターを訪れ、私たちの捨てるゴミがどのように安全に処理されているのかを学びました。穂高クリーンセンターでは、大きなクレーンを使って運ばれたゴミを燃やした時に出る熱を使って水を温め、その蒸気でタービンを回し発電をしています。その過程では、クリーンセンターを稼働するのに十分な量の電気が発電されます。余った電気は地域の家庭や学校などで使われます。また、温められた水はその隣にある温泉施設でも使用されています。燃やされた灰は、人体に安全な状態までフィルターなどを使ってきれいにされ、最終処分場へ向かいます。また、その灰はコンクリートなどに再利用されます。このように安全で環境への影響を極力減らしたゴミの処理が可能なのは、24時間体制で状態を監視する職員の皆さんのおかげです。
Grade4・5・6 (Thapelo):
Goal#3 Good Health and Well-being 全ての人に健康と福祉を
食にフォーカスし、全ての人が健康になるにはどのような取り組みができるかを学びます。7月30日(火)には四賀学校給食センターを訪れ、学校給食はどのように調理されているのか、どのように献立が作られているのかについて学んできました。日本は寿命が世界でもトップレベルに高く、その理由の一つとして和食があげられます。そんな和食中心の給食やそれを通した食育もあり、健康に生きるために重要な食への意識がどのように形成されるのか学びました。地域の旬の食材をつかって、その地域に伝わる調理法で用意されたメニューなど、給食だけでも色々な学びがあることを知りました。また、栄養価について、その日の給食は自分の身体に入ってどんな役割を果たすのか、(エネルギーになったり、体の組織を作ったり、体の調子を整えたり)子どもたちが毎日掲示をするなど、五常でも子どもたちが健康に食べる意識をつくるために出来そうなことがたくさんありました。また、給食を作るときは大きなボールやしゃもじを使って調理をしています。実際に持って重さを確認してみたり、給食を作る職員の皆さんの大変さも学びました。
人も流せる流しそうめん
金曜日には人も流せる流しそうめんと、川での水遊びを予定しています。余分な着替えもしくは水着、サンダルもしくはウォーターシューズ、タオルを忘れずにご持参ください。
引き続き皆さんと一緒にを楽しめますように!感染症も流行っていますので、体調には十分に気を付けながら楽しい思い出をたくさん作れたらと思います。