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Gojo Middle School

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【生徒募集中】 ISN Middle School (MS中学部) プログラム

中学部プログラム

Cambridge Lower Secondary & IGCSE

英語での指導はCambridge Lower Secondary ・IGCSEのテキストが使われます。数学、サイエンスは、内容が指導要領と重なっているところが多く、両方の言語で並行して学ばれるように調整されています。

2024年度ISN中学部ではCambridge Lower SecondaryのカリキュラムよりEnglish as a Second Language, Art and Design, Science, Mathematics などを取り入れる予定です。

例)2024年度中学部時間割

事象を単体で学ぶこともありますが、全ての単元で、「それを学んだことにより、社会や自然環境、メディアなどの事象とどう関連し、問題となっているのか」等、Solo Taxonomyで見るところの4番目のレベル ”Rational” が問われます。更に、どこまで5番目のレベル “Extended abstract” の理解やアクションが可能性が見られるのか、ここでの学びは、その生徒にとってどんな意味を持ったのか、学びの根本的な目的はどのように達成されたのか、されていないのか、アセスメントされます。

Cambridge Lower Secondary ・IGCSEには、指導要領に含まれない範囲があり、それらは基本的には単独で英語でのみ学部時間がとられます。生徒達の興味が高まれば、個々に図書館や自主学習、又はご家庭で、日本語で探究を進める事も出来ます。

Cambridge Lower Secondary ・IGCSEは、Mock examと呼ばれるテストが計画されています。

Other Curriculum

児童から青年への移行期である中学部は、情緒不安定な状態を経験することもあります。そんな中、心身のバランスを保ち、内面に向き合う事が繰り返されるでしょう。ISN MSでは、自発的な活動を通して、自分自身、自分らしさを感じ、そして感情を表現する機会が多く提供されます。

全体の30%の活動は大きく分けてPermaclutureDevelopment timeGenius time があります。

Permaculture

….例えば、炭素について、それは自然のどこで見られるのか、科学の実験をしたり、実際に触れてみたり、そしてその循環される森林の中で、森林についての本を読んだり、炭素にまつわる様々な活動が提供されます。今年度はこの学びの一環として、学校給食の食糧廃棄により排出される二酸化炭素の削減のため、コンポストを校舎内に建設予定です。枯れ葉が分解され土にかえり、今度は土の中の大事な栄養素となって森林を支える。このサイクルをコンポストを実際に作り仕組みを理解していく中で学んでいきます。この活動は小学部とも共同で行われています。

 Permaclutureを実際に見て体験し、それを五常キャンパスで再現しようと、2023年7月には千葉の活動所にて宿泊学習をしてきました。コンポストから発生した熱を利用してシャワーや湯船のお湯が出るシステムなど、自然と共生する生活を実際に体験してきました。

Genius Time / Development Time

Genius Timeでは生徒が主導でそれぞれの興味のある分野でプロジェクトを決め取り組んでいきます。今年度は例えば、一人の生徒はTree Guildingに取り組んでいます。Tree Guilding はPermacultureで使われる農業のテクニックの一つで、異なった種の植物を共生させ、害虫を予防したり、お互いの種を助け合う形で効率的に農業を行うことができます。そのほか、今年度生徒たちが取り組んでいるDevelopment timeの活動例は以下のようなものがあります。

  • Furniture Making
  • Video Game Designing
  • School Planting Program

2024年、英語でのこのような活動は、中学部活動の30%を占めます。

残りの70%は、アカデミック (Cambridge Lower Secondary ・IGCSEと、中学指導要領) な学びが中心で、英語と日本語、それぞれの時間がとられています。

公立の学校、または日本や海外の、”英語を中心に学べる学校”、どちらの選択肢もある状態で、自分のしたいことを今、そして将来叶えられるように、日本語のテストでも、英語のテストでも、学力をつけ点数が取れるようサポートします。特別な事情がない限り、地元の高校受験を意識し、授業が行われ、宿題が出ます。

指導要領

日本語教科を指導の先生たちは、経験が豊富です。単元毎にテストがあり、生徒達は、3年間の終わりの受験に向けて必要な基礎学力をつけていきます。ISNのMSでは、生徒達の「出来る」の自信を少しずつ、それぞれのペースでつけていきます。

保護者の皆さんがご家庭で、生徒達が今どんなことに取り組んでいるのか、知りたいし協力したいという興味は態度で示すこと、また実際にサポートして頂く事は、生徒達にとってプラスになります。特に、自分で目的 (将来の夢、行きたい学校、とりたい点数、つけたい力等 をもって、スケジュールし(自己管理能力、いつまでに、何を、優先順位は?等)、取り組む 循環が定着するまでは、保護者の皆さんの愛あるサポートは、とても意味のある事だと思います。ここでいうサポートは、「一緒に」という意味です。はじめのうちは声がけだけではなく、一緒に座って集中し、一緒にゆっくり話が出来る時間を作る所から始めます。それまでに保護者の皆さんのお仕事を片付け、100%の状態で子供に向き合える状態を親が創ることが重要です。毎日は難しいのであれば週に1回でも、特別に一緒に歩む時間、話が出来る時間をつくりましょう。休息や体を動かすバランスはとても大事です!

ISNの中学部の生徒たちは、1年生からとてもユニークなカスタマイズされたサポートが提供されています。いきなりペンを取らずに、まずは頭の中を整理して、書きたい事が整った状態で文章を書く、エッセイの練習もします。

①サマースクール   公立中学校でも夏休みの課題として用いているものです。提出後に間違えたところを復習する機会を設けています。

②毎週、新聞記事を読んでレポートを書く課題を出しています。子どもたちはいろいろな考え方をしていて、とても良いです。

③国語  毎時間、「今日の俳句」と「今日の言葉」で日本語に慣れる練習をしています。学年ごとのプリントワークで漢字と文法を学習し、その後教科書の学習をします。

④社会科、理科は説明→プリントワーク

⑤数学は学年ごとに解説→プリントワーク→確認 というステップで学習しています。

音楽

今年の中学部には「ひとりひとりが自分の役割を徹底して学び、責任を持って各自の楽器を奏でてその上で皆と共鳴しあい美しいハーモニーを奏でる事、周りの音をを聴いてお互いに違う音色をどう調和させていくかの活動により、例えば組織の中のチームのように共通の目的に向かってどう連帯責任を果たせるか、個人の思考力や努力、皆で話し合ったり助け合ったりして積極的に行動し社会性を身につけて欲しい」との狙いがあります。

曲目も自分達で選曲してもらい、少々難曲でもそれぞれの性格や個性を生かし、自分達で作り上げていっています(*講師はあくまでもサポートです)。

ギターについては、主にコードをとるのでコード表を元に授業で指導しています。ギターは一学期、楽器を自己練習してもらおうとも考えましたが、自分だけでは難しいので、まずは音楽の時間に基礎を習得してもらい、その後はまたコード表を渡し、音楽以外のお時間に、自宅や学校で自己練習を考えています。

音楽の時間はそれぞれの楽器の分からない所を指導し、あとは自分で学校や家で練習しています。特にピアノやキーボードは大事な部分で難しいので経験者に担当してもらいました。ドラムは楽譜にある事だけでなく、自分なりに表現を付け加えられる思考力ある人も向いているかと思われます。(ドラムは小学部も、全学年そうです) 木琴や鉄琴はうまく他の人に合わせていける人ですと、更にまとまりやすいです。

それぞれの楽器は、何をやりたいか?希望者をお聞きしまして本人達の意思で決めてます。自然にそれぞれの担当に合った形になりました。音楽の特にアンサンブル(合奏)は、それぞれの担当の楽器を各自がよく理解し各自練習努力をした上で、クラスの皆とどう共演させていく事が出来るか?を課題としていて、そこには、個の成長とクラスとの調和を目指しています。”美しいハーモニーを作る事で奏でられるものがどれだけクオリティーが高く調和出来ているか”、により生徒さん達の成長を見る事が出来ると思います。

中学部では、小学部に比べ人数が少ない一方で、一人一人の役割が大きいので、バンド形式にしました。

ケーススタディー

中学3年生の生徒と、6月ごろから進路について話し始めました。海外の学校も視野に入れながら、ゆっくりと「本人の行きたい所の、本人のリサーチ」に任せていました。持ってきた情報の共有でボーディングスクールの費用は最低500万円から900万円…びっくりして自分でもリサーチしてみると、どの国(Native English speaking countries)でもそのくらいの額が、相場のようです。

偶然見つけた州立のボーディングスクールが、予算的に第一候補になりました。

日本のインターナショナルスクールでボーディングスクールを提供しているのは4校ほどあります。費用は600万円前後。海外ではボーディングスクールの場合、保護者同伴でなければならなかったり、そうでない時はGuardianのサービスを提供するビジネス (保護者の代替を契約) をつけなければ受け入れになりません。そのような費用が、学費や寮費に加えてさらにかさみます。

世界では英語が話せる人口が高い中で、どんな職業や夢を目指していても、差別化を図る1つは、専門性の高い英語が使える能力だと思います。心理学、政治学、デザイン…どの分野でも、背景や関係する事象を掘り下げて、ネイティブレベルの英語の環境で学び、経験し、表現できることは、ただ英語が話せるというレベルと比べると、日本で育った人間として、日本のみならず世界で、より特別な、ユニークな存在になるでしょう。その目的で、その生徒にとっては、英語が母国語でないいろんな国の人たちが集まった、インターナショナルスクールより、ネイティブイングリッシュの影響を受け、洗練させることが、高校の過程では他の能力やスキルをサポートする、大きな魅力の1つでした。

その一方で、兼ねてから日本の地元公立高校受験については、「力試し、学力テスト」と言う意味で受験を決めていました。自分自身のやりたいことを叶えるために、日本語で身に付けた数学や理科などの知識や理解は決してマイナスにはならない、返って2ヶ国語で理解をすることで利になる事も多くある、と考えました。

さらには、一生に一度の日本の高校受験のタイミングで、高校受験をせずに別の進路を進んだ時、「高校受験に取り組んで頑張ったと言う体験ができなかった」、または、「日本語での勉強も頑張ってきたのに、その結果が示されないまま、他の道を選んだ」と、後悔するかもしれない。それはもったいないなと思いました。

ISN中学部の指導要領担当の先生は、高校入試を解くのが好きな塾の先生でもあります。国語・社会と数学・理科を担当しています。「入試の傾向がアップデートされているから、自分がその傾向を、一番分かっていないと」と言っています。生徒達の様子を数週間に1度、直接又はZoomで話をして、様子を聞きます。様子を見ながら新しい方法で宿題をつくることもあります。

FAQ

中学部卒業後どんな進路がありますか?
  • (地元) 公立高校へ進学
  • 私立、インターナショナルスクールへ進学
  • 海外の学校へ進学

などがあります。

高校入学の申込までは、どんなスケジュールですか?

希望する進学先によって入学願書の提出が異なります。興味のある学校を調べ、申し込みに必要なものを揃えます。

  • (地元の)公立高校への進学の場合:G9(中学部3年生)の2月に願書を提出し、3月合格発表です。高校によっては前期自己推薦等があり、11月ごろから申し込みが始まります。
  • 私立、インターナショナルスクールへ進学: それぞれ1年前までに申し込みの方法を確認をします。
  • 海外の学校へ進学: 9月スタートの学校が多いです。ISN卒業後、翌年度の9月入学を希望する場合、G9(中学部3年)の春までに進学先の検討します。多くの学校は9月から12月までが申込受付期間です。過去の成績や出席日数、自分自身について紹介するエッセイやレポートの提出など、学校によって求められ、準備するものは様々です。書類審査が通ったらインタビューがある所もあれば、必要最低限の学習内容が示されればテストが無く入学許可が出る学校もあります。

受験の対策はどのようにされていますか?

目指す進路はそれぞれであっても、基本的にすべての生徒たちに、公立高校の受験を経験するサポートをします。日本ならではの環境で得られるスキルや知識を習得すること、そしてそれを活用していくにあたり、今自分がどの位置にいるのかを知るのはマイナスの要素がないのではと考えます。*日本の指導要領習得や、それにまつわるテストや受験が全く必要ないとされるご家庭はご相談ください。どのように対応ができるか一緒に考えます。

一週間の活動はどんな様子ですか?

時間割の一例です。

日本語の教科書はどんなものを使っていますか?

使っている教科書テキストの一例です。

テストはありますか?

G9後半に模擬テスト、Mock examがあります。G7, 8も、期末テスト、中間テストをISNにて、または学籍校と同じものを受ける事が出来ます。単元テストは頻繁に行われています。

宿題はありますか?

プレスクールから英語の本1冊、日本語の本1冊の持ち帰りが続いています。読む時間のみならず、その内容をエッセイで表したリ、英語の本は日本語で、日本語の本は英語でプレゼンをすることもあります。

学習指導要領の内容は、授業中に出来るだけ理解を深め、その内容をプリントや問題集で練習する宿題などがあります。算数、国語の問題集が中心ですが、理科、社会においても授業で習った内容を、問題集を中心に、身に付いている度合いを確認します。また、毎週課題の新聞記事を読み、500字程度のレポート(エッセイ)を提出します。短期、中期、長期ゴールの設定、スクールと家で取り組む内容と量、進め方等は、生徒、ご家庭と相談し、担当の先生が提案し、そのたびに調整されます。

家でのサポートは必要ですか?

基本的にG3以上の生徒には、自分で学習する意識が作られるようサポートします。ご家庭での協力は、どの学年でも、嬉しいです。例えばスクールで用意した宿題用の文章の読みや表現の仕方など、保護者の方がお家で生徒の隣に座って一緒に取り組めるものもあります。

修学旅行はありますか?

2023年、パーマカルチャーのアイデアを得るために、そして体験学習のために、2023年は全学年で3泊4日で千葉に旅行を計画し実行しました。家庭の費用負担は4万円でした。

現在中学部の生徒による海外留学体験が導入できるか検討しています。目的は「何のために学ぶのか」がより明確になり、「自分ができること、興味のあること」が深まること、「異文化に触れて、自分たちが日本でできること」の具体的なイメージが湧く、などを、お土産に持ち帰ることができたらと思っています。保護者の皆さんにとって興味のあることなのか、このプログラムに参加するのは誰なのか(任意、全体)など該当者の皆さんと調整を進め、詳細がまとまりましたらまた報告します。

小学部と一緒に活動する事はありますか?

Permaculture のenvironmental designは、野外活動で、小学部と一緒にする活動が多いです。高学年の生徒でIGCSE に興味があり、それに見合った能力で進めることができる場合は、一緒にプログラムを取ることも検討されます。

ISNには(ハリーポッターに見られるような) House systemがあります。すべての学年の生徒が異年齢の4つのHouse/groupに分かれて、活動やプロジェクト、イベントのみならず、普段の立ち居振る舞いにおいても、自分たちの目標を定めたり、フォローアップをしたりしています。

その他にクラブ活動があります。

2023年度は:

  • Social club 
  • Environment club 
  • Book club 
  • Glow club

ご質問等ございましたら office@isn.ac.jp へお気軽にご連絡ください。

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