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キーワード 「寺子屋」 「変化」 「コミュニケーション」 「イノベーション(新たに作り出すこと)」

2018年度で6年目を迎えたISN。今年のISNは、「子育てに皆(保護者、スタッフ、市)が参加する、イノベイティブで人と人とを繋ぐ寺子屋」、「コミュニケーションが上手な家族(のような共同体)」を目指します。

   ISNの寺子屋とは?ISNスクールコミュニティー(生徒、保護者、先生、スタッフ、スクール関係者、地域の人々)の一人ひとりが子どもたちに託す夢を、2歳からスクールスタッフと共有し、お互いを家族の様に思いやることで、子供達や保護者の皆様のお互いの幸せにつながる発想です。日本のかつての学びの様に、(ちょっと面倒なこともありそうな)イタリアの大家族の様に、子供中心の幸せなISNコミュニティーが理想です。2013年ISN南松本キャンパス開園時、屋根と壁しかない状態で園児30人との生活が始まりました。その後、水回りが整えられ、クラスを仕切る壁が用意され、本の数が増えました。現在小学部の子供達が2、3歳児クラスだったころに比べると今は羨ましい程物が充実しています。今は少しずつ本を、文房具を買い足せる。スタッフの人数が増え、より充実したプログラムを提供することが出来る。そんな願いを叶えたくても出来なかった時期からサポートを続けてくださっている保護者の皆様が、ISNをここまで導きました。そして、この1期生、2期生、3期生…のご家族の皆様は今後もISN開拓メンバーのリーダー達です。

   従来の教育の観念は「確固たるもの」、「ゆるぎないもの」。ISNも「世界という選択肢を全ての子供達へ」のVision(スクール理念)があります。その一方で、エンジニア、医療、ITC、AI… どんな業種も時代に合った改良が繰り返されています。”教育”という、すべての業種の基礎であり、まさに変化の中核を担うISNでは、プログラム、スクールのコミュニケーションの取り方、学びの環境の改良をはじめ、イノベーションは必須。「その場所にとどまること=とてつもない勢いで後退している事」 子供達にとって理想的な学びの環境のために、ISN全スタッフは ”毎日” 大小多方面に改良/前進し、保護者の皆様にはその変化に頻繁に気づいていただけるでしょう。

   これまで沢山あるISNスタッフと保護者間とのコミュニケーション成功例です。「この説明資料が必要です、こうやって作るとわかりやすいです。」と声をかけてくださる保護者の方。「自分の子どもがスクールで学んできたことをこんな風に伝えてくれています!」と家での様子を伝えてくれる保護者の方。ISNスタッフが、スクールでの学びが家庭にも浸透している歓びを一緒に感じる事ができました。また、そのフィードバックにより、更なる活動計画の作成ができ、他の保護者の皆様にとっても参考になりました。他にも、保護者の方がスタッフに、’’直接”相談してくれたことで、南松本キャンパス全員分のシルバーのスプーンとフォークが注文され(それまでプラスチックでした。)、南松本キャンパスのトイレの壁とドア設置がその日のうちに決まりました。南松本キャンパス園庭のゲートは一部保護者寄付金により設置されました。家族なのでいろいろ出てきますが、お互いが好き同士の共同体です。小さいことでも迷わずに”ご自身が直接”、スタッフに普通に相談するのが1番です! メールよりも電話、電話よりもスタッフに直接会うことを強くお勧めします。

   「相手を幸せにすることが、自分の幸せを手に入れる一番の近道」を私は、完全に信仰しています。ISNスタッフはISNの子供たちが大好きで、その子供たちを愛するご家族の皆様に囲まれた、美しい生活ができることは本当に幸せです。コミュニケーションと愛情を生活の中核に、言葉にならない感謝の心で、イノベーションを続けます。

2018年4月2日
ISN代表 栗林 りえ